日大アメフト危険タックルの内田・井上両氏の不起訴処分が決定
あの騒ぎはなんだったんでしょう?
昨年世間を賑わせ、大きな問題となっていた日大アメフト部の「危険タックル問題」がついに解決となりました。
結果は想像通りといえばその通りの「内田・井上両氏の不起訴処分」です。
今年の1月に東京地検が「起訴猶予」を公表した時点から多くの人は不安には予想していたとは思います。
理由は嫌疑不十分である事と被害者側が示談している事。
ただこれにはいろいろと言いたいことがあります。
なので、ここで吐き出しちゃいます。
「示談」って宮川・奥野両人でのことじゃなかった?
さて、一つ目の言いたいことは見出しの通りです。
昨年末からここまでで内田・井上両氏と奥野氏側が示談したという内容のことを聞いたことがあったでしょうか?
被害者奥野氏の父親は「人生をかけて戦って行きたい」とのコメントを表明し訴えを起こすために宮川氏の減刑の嘆願書まで集めて内田・井上両氏に対して訴えを起こしました。
昨年末から奥野氏側の動きは把握してませんが、「そこまでして起こした訴えを簡単に退けて示談を起こすのか?」という疑問が残ります。
正式に示談を済ませているのは宮川氏とだけではないのか?
そう思うのです。
いろんな矛盾はどう解決した?
例えば内田氏の試合後の囲み会見とその後の記者会見での矛盾点。
そして、そのどちらとも違う状況の動画。
多くの専門家や弁護士がみても「おかしい」との見解を示したこれらの矛盾を警察や検察はどう解決したのでしょうか?
警察(警視庁)は私の記憶では非常に早い段階で「証拠になるものは確認できなかった」とし、検察に起訴しないとの見解を検察に示していました。
検察も1月に「起訴猶予」というほぼ不起訴(不起訴前提)の動きを見せました。
そして今回の不起訴処分・・・。
しかし、その検証結果等は現在の段階でも漏れ伝わってきてもいません。
大抵の事件性のある社会で大きな問題になったものはマスコミからその経緯が漏れてくるものです。
しかし、今回は見落としがなければ、ほぼ出てきていません。
この動きに非常に不自然さを感じてしまいます。
これって宮川氏の「虚言」って事でカタがつくの?
これまでの嫌疑は「内田氏と井上氏が共謀し、宮川氏に危険なタックルするように指示していた。」という事でした。
そのキッカケとなったのが問題発覚後に宮川氏が開いた記者会見。
その中で「監督とコーチの指示だった」という内容の告白をした事でした。
今回の不起訴処分でこの会見自体に信憑性がなく、本人の勘違いか虚言(ウソ)だったということになるのでしょうか?
では、彼の意を決した会見はなんだったのでしょうか?
これでカタがつくなら、彼はなんのためにあれほど思い詰めた表情で会見をしたのでしょう・・・。
最後に
これで理事長の要望通りに内田氏は日大に戻る事ができます。
しかも大手を振って・・・。
いろいろとありますが、それはともかくとして「潔白」となったのですから。
さて、これからどうなりますことやら・・・。
ただ、私にはどうにも納得の行かない終わりとなりました。
法のもとでの私たちですからどうしようもないんですが・・・。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。