森田健作千葉県知事の「私的視察」が問題にされているが・・。 – わかぶろぐ

森田健作千葉県知事の「私的視察」が問題にされているが・・。

ニュースを観て・・

こんにちは。

今朝のニュースからまた森田健作千葉県知事が問題視されています。

今回の問題は・・・

「台風被害の最中に公用車で別荘に・・。」

というものです。

そこで、これについて思うことを述べていこうと思います。

文春砲の内容

今回も「文春砲」が炸裂してます。

どうにも週刊文春がスクープに取り上げるとテレビ局はこぞって大問題視するようで・・・。

今回も大問題になっています。

文春砲の概要

文春砲が報じた内容を大まかに掻い摘んで並べると、今回の問題とした内容は・・・

森田知事の問題とされた行動主に千葉県・静岡県に大規模停電や断水、家屋損壊などの多大な被害を与えた台風15号で今まさに被害を受けている最中に、千葉県知事である森田健作さんが公用車(県所有の車)で自分の別荘が心配になって見に行ってたのではないか?

といったものです。

特に問題視されているのは「陣頭指揮を取るべき時に自分さえ良ければいいという行動をとっておいて初動対応(早急に打つべき手立て)が遅れたのは如何程か?」という部分のようです。

森田知事の弁明

この問題に対して、私は知事のこの姿勢は評価しているのですが、即座に記者会見を開き弁明しました。

内容として細かく記すには話が回り回っていたので、私の見解としてできる限り偏向にならないように箇条書きさせていただきます。

弁明の内容・向かった先は別荘ではなく自宅。
・自家用車で向かおうとしたが手配できなかったので公用車で向かった。
・自宅には私的視察(台風被害の現状把握)のついでに10分ほど寄った。
・情報等はメモには残さないのは自分のスタイル。

 簡単にですが、このような弁明になってました。(その他諸々細かい話もありましたので興味のある人は他の媒体でご確認してみてください。)

問題の根本は公的視察までの4日間では?

今回の問題は以上のような細かい行動を制限するべき的な報道になっています。

しかし、私が思うにこの問題の根本は当日や翌日のことではなく、「公的視察を行うまでの4日間の行動」ということではないでしょうか?

知事も人間で家族もいる

知事も一人の人間で家族もいます。

今回の行為が不適切かどうかと言うと、どちらかと言えば庁舎に居て陣頭指揮を取るのが最良なのでしょうが・・・。

しかし、自宅も気になりますし、「台風が通過している最中ならば・・・」という思いになっても仕方のないことではないかと言うのが率直な気持ちです。

私が同じ立場で居たとするなら、同様の思いはあったでしょうし、どう行動したかはズボラな私なら出たがらないとは思いますが、家族・ペットの怖がる姿を想像すれば居てもたっても居られなくなっていた可能性は否定できません。

後出ししても結果は同じ

今、まさにマスコミはかなり後出しで知事の行為を批判しています。

もう1ヶ月が経とうかという時期にです。

しかし、事はもう起こり、市民は懸命に復旧・復興をいち早く成すために具体的に行動している最中です。

その重要な時期にこう言った内容で市民の怒りを再燃させる以外にない記事で、その地域の長を責め立てるのはいかがなものかという印象を受けます。

これから多くの手続きの承認や申請が知事の裁定を仰ぐわけで、そういった時期に知事がスキャンダルで承認を疎かにしてしまう可能性を考えた時、この報道にはいささかの疑問を感じてしまいます。

復旧・復興に目処がついてからの問題視でも良かったのではないかと思うのです。

後出しで何を出しても結果は大被害を受けた市民は変わりません。

今は一刻も早い市民の安泰が最優先なのです。

初動対応は残念だった

とはいっても、知事の初動対応が良かったかというと、やはり初動対応の誤りは大きかったと感じます。

公的視察は台風通過の5日後、政府への被害報告は実情との大きなひらきのある過小評価・・・。

知事がいち早く東電に対して苦言を公表した事を思えば、これらは最低限言い訳がましく「想定外」を使わず真摯に、早急に対応するべきだったと感じます。

特に公的視察に関しては、今回の弁明であるとおり「私的視察」を行ったのならば、その翌日にでも実施できたはずです。

被害状況を政府・マスコミに伝える際に重要になる「公的視察」が5日たってから行われたことは非常に残念でなりません。

この報告によって政府の初動も大きく遅れ、国民全体の避難を浴びる結果になったのですから・・・。

現状の流れを把握しているのは森田知事

SNSでは森田知事の辞任を問う声も少なからず出てきています。

しかし・・。

私にはどうしてもそれには賛同できません。

台風もそうですが、今現在で県の全てを把握しているのは長年その地位にいる森田知事であり、その周囲の方々です。

復旧・復興は非常に多角的な対応と将来対策が必要になります。

最低でも復旧・復興の目処がつくまでは知事はこのままでいる方が良いのではないかと感じます。

スクープ誌はスキャンダラスな方が売れる

最後になりますが、週刊文春のようなスクープ誌・私のやってるようなブログ・テレビ番組・SNSなど、これらで何らかの記事を提供するときは「スキャンダラスな内容の方が人気がある」というのはご存知ではないかと思います。

極端な話、「ウソの方が売れる!」という事が言えるのがこの世界の悲しいところです。

例えば、この記事で私が記すテーマ「森田健作千葉県知事の「私的視察」が問題にされているが・・。」は検索上位に入ったとしても、訪問者数はほとんどないでしょう・・・。

しかし、これを・・

千葉県知事の森田健作氏語る「市民の命などどうでもいい!」・・台風の中、別荘で悠々自適

とすると、検索順位は低くても訪問者は増えるんです。

理由は簡単で千葉県知事を良く思わない人が同じ意見を求めてこういうテーマを探しているからです。

私は「あくまでも中立」という意味合いを込めてるのですが、ブログ開設当初は赤で囲んだ内容に近いテーマをつけていたこともあって、その時の方が各記事は1.5〜2倍ほど新規訪問者がいました。

しかしながら、それって「人を貶めて商売してる」という事になるんですよね・・・。

・・・話はそれましたが、ここで言いたかったのは、森田知事のこの問題もテーマで判断するのではなく、幾多の記事を参照して「皆さんの心と倫理で判断していただきたい」という事です。

賛同するも、否定するも、全ては森田知事を長くみて、極論に惑わされる事なく判断していただける事を願います。

私の情報がその一部分の判断材料として正しく評価していただければ幸いです。

[rakuten no=”9784434240829″ shop=”book” kw=”マスコミと学校教育で洗脳された一般常識を疑え!
仲谷博司”]

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