元次官の長男刺殺事件・・「なぜ相談しない?」と言うが、周囲は噂を聞いたら喜んで拡散したでしょ? – わかぶろぐ

元次官の長男刺殺事件・・「なぜ相談しない?」と言うが、周囲は噂を聞いたら喜んで拡散したでしょ?

ニュースを観て・・
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こんにちは。

今回は非常にやるせない事件についてふれていこうと思います。

その事件と言うのは「元次官の長男刺殺事件」です。

私がここで触れるのは経緯や状態ではなく、SNSや報道で言われている言葉・・・

  1. なんで誰かに相談しなかったの?
  2. 公共機関にも「引きこもり相談室」はある!

この2つの事についてです。

私にはこの事件は一般の家庭以上に難しく、父親である元官僚次官の苦悩が痛いほど伝わってきます・・・。

彼が我が子について思い悩んできた事も考慮しながら考えていこうと思います。

「元次官の息子が実は引きこもりだった!」・・格好のネタになる。

さて、見出しに出しました通り、元官僚の・・それも元次官の息子が実は引きこもりだったなんて事が世間のほんの一部にでも知られてしまえば、どんな状況になるかを想像してみてください!

おそらく、これを想像するだけで父親の苦悩がどんなものだったかの一端に触れる事ができるのかもしれません。

父親は息子を見捨てたり「保身」にはしった訳ではない。

まず私が思うのは、この事件の犯人である父親は息子を見捨ててはいなかっただろうし、保身にはしった訳でもなさそうだという事です。

この事件の経緯が報道される度に、息子の心情に触れる事のできるSNS投稿の一部が紹介されて行きます。

息子と家庭の関係性

現段階では、まだマスコミの報道手順によるシナリオの途中のため、重大事項はまた後日に出されるかもしれませんが・・・。

ここまでの状況での息子のSNS情報を整理してみると息子と家庭の関係性は以下のようになるのではないかと推測します。

  1. 息子は父親の社会的地位を認識し尊敬していた。
  2. 息子は母親に対して強い嫌悪感を表していた。
  3. 「引きこもり」だが生活にはある程度満足していた?
  4. 不満を態度に出す事で父親に自分を認識して欲しかった。

以上のような中で、家庭が今回のような事件に発展していったのではないかと思います。

こう考えると愛情のもつれが生んだ状況の蓄積のように思えてきます。

息子と父親にはコミュニケーションはあった

世間で俗にいわれるような「完全に部屋にこもる」という引きこもりでは内容で、最近よく言われる数段階の引きこもりの状態の中の一番軽いと言われる段階の「趣味等での自身の興味のある事への積極的な参加はできる引きこもり」というものに当てはまる状態だったようです。

それは息子と父親が「コミケに参加し、父親が売り子をしていた」という情報が出ていることから伺えることです。

そうなると、父親と息子は少ないまでもコミュニケーションの機会はあり、父親が官僚であるにも関わらず「コミケで売り子」というヘタをすればマスコミのネタにもなりうる事を受けたことから、父親はなんとか息子の心を開こうと努力していた事も伺えます。

 

これらの事を総合して考えていくと・・・

父親は息子を見捨ててもいなければ、元次官の体裁保身にはしった訳でもなくて、息子は父親に1人の立派な人間として認めて欲しかった。

という事ではないかと思います。

なんで誰かに相談しなかったのか?

以上のことから、父親は「親としての責任」を果たそうと必死で頑張っていたことが伝わってきます。

それを考慮した上で話を進めていきましょう!

そんなに思うならなんで誰かに相談しなかったの?

という声が聞こえてきます。

しかし・・・。

考えてみてください!

官僚時代に・・特に次官時代に・・「息子が引きこもりだった!」という事が周囲に知れたらどんな状況になるでしょうか?

まず、そういう噂がちょっとでも周辺で言われただけで、即マスコミが飛びつき、テレビでは面白がっているように連日その事を報道するでしょう・・・。

その報道によって次第に世間のバッシングの矛先は「引きこもってる息子」に向けられるのではないでしょうか?

父親はその事に思いを巡らせ、息子の心を案じたのではないかと想像します。

そうなると「誰か1人にでも知られたら・・・。」という恐怖が出てきてしまい、誰にも相談することなどできないのではないでしょうか?

ちょっと口が滑って・・・。

なんて世間でよくある事が「命取り」になりかねないのですから・・・。

「公共機関に相談」なんてもってのほか!

以上のことから、もう一つマスコミが提案する「公共機関にも相談できるのに知らなかったのか?」という事も、父親からすれば「もってのほか!」だったのではないかと思います。

父親は官僚です・・・。

公共機関にそういうものが存在する事は当然知っているでしょうし、「引きこもり」についての相談機関の相談所が民間にも公共にも多くある事も理解してたと思います。

しかし、官僚だからこそ、その情報管理の甘さも熟知しているでしょうし、公共機関のずさんさも理解していたはずです。

一般社会では少し漏れても大丈夫な事も官僚情報では、その情報の出処が分かるだけでも格好の情報売買のネタに成り得てしまいます。

「官僚」「事務次官」という立場であるからこそ、そういった機関に相談する事に恐怖を感じ、躊躇してしまったのではないかと思います。

さいごに

この事件は普通に社会の中で起こる「引きこもり事件」とは一線を画す事ではないかと感じてしまいます。

そして、マスコミが一般的な論議に持っていって世間にも通うづる対応を考えたいのも理解できます。

では、報道の際に「国家公務員と一般市民では少し考え方が変わってくる。」という事を前置きして議論しなければ、答えはずっと「なぜすぐに相談しなかったの?」という事に行き着いてしまって、根本的な答えは出せなくなるのではないでしょうか?

「一つの事象は同じことから発生する」という現代日本のマニュアル的思想がこの問題に適用されるとは思えない・・・。

人の心や行動は全てがオートなのですから・・・。

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