「大麻は依存しない」「大麻に害はない」はウソ・・理由を述べます。 – わかぶろぐ

「大麻は依存しない」「大麻に害はない」はウソ・・理由を述べます。

やさしく解説シリーズ

こんにちは。

スノボーの国母選手が大麻密輸の容疑で逮捕されました。

これを受けてSNSでは論争が加熱しています。

その内容は・・・

「大麻はカフェインより依存性が低い」

「大麻は依存しないし害もない」

という2つの事についてです。

私の認識では、この2つの事は1つは本当(かも?)で、もう一つは完全なウソの情報です。

この事について説明していきたいと思います。

大麻ってなに?

ここで、まずは大麻について説明していきましょう。

大麻とは

大麻とはと聞かれて一言で答えるなら「麻薬」という物の一種です。

一昔前によく耳にしたアヘンがケシの実から取れるのに対して、大麻はアサの花冠や葉から取れるものを指します。

ちなみに麻薬の一種と言いましたが、末期癌の苦痛緩和などでよく耳にする医薬用モルヒネや医薬用ヘロインの方を主に麻薬と呼ぶために一部という表現になります。

大麻もヘロインも「薬」という文字が使われるとおり、これらは苦痛を和らげる効果があり、鎮痛薬として大麻も海外では医療用大麻というものが存在し、国が認可しているところもあります。

覚醒剤と大麻(麻薬)の違い

良く比較される覚醒剤と大麻(麻薬)ですが・・・。

この2つは簡単に言うと「反対の効果」があります。

覚醒剤はアンフェタミンという物質を含む「精神刺激薬」。

対して大麻(麻薬)は「麻薬性鎮痛薬」。

効果としては・・・

覚醒剤が脳神経を覚醒させスッキリしたように錯覚させるのに対して、麻薬は脳神経の働きを緩めるための酩酊状態(酒酔ったような状態)のような状態になります。

大麻はカフェインより依存性は低い?

さて、ここからは依存性について触れていきたいと思います。

大麻の依存性

まずはこちらを!

出典元:ウィキペディア

上と下の表は参照年代が大きく違いますが主な禁止薬物とたばこの依存性を特性と依存割合を表したものです。

これを見る限り、依存特性も依存割合もたばこより低いと判断できますし、禁止薬物と比べても一番依存度は低いです。

カフェインより依存しないの?

カフェインも薬物

まず説明しておきたいのは、カフェインは無害なものではありません。

例えば、あなたの身近にあるカフェインと言えば・・コーヒーやコーラ、さらには滋養強壮ドリンクなどにも含まれています。

しかし、これらに含まれるカフェイン量は国によって「絶対に人体に影響がない量のみ使用を許可する。」という規制がされています。

カフェインも「興奮剤」という薬物の一種なんです。

薬物と呼ばれるものは依存性をもつ

人が依存性をもつのはどんな時でしょう?

よく聞く依存をあげてみましょう!

依存症の例・パチンコ(ギャンブル)依存症
・薬物依存症
・恋愛依存症
・性交渉依存症
・万引き依存症
などなど

 これを見ると1つの共通点に気付きませんか?

これらの共通点としてあるのは「自身が快楽・快感を感じる事」です。

パチンコは勝った快感が忘れられず・・・なんてよく言われますよね!

恋愛や性交渉は言わずとも・・・だと思いますが快楽ですよね!

万引きは成功した時の達成感による快感だと言われています。

薬物も体のどこかの具合が悪いところを治すために使用します。

使用して具合が良くなれば快楽や快感を得ます。

薬物と呼ばれるものは効き目が良ければ良いほど依存性も増していくし、そう考えると薬物は例外なく依存性を有しているんです。

依存性という観点ではカフェインの方が強いかも・・・。

では、当初の答えに参りましょう!

大麻はカフェインより依存性は低いのか?

大麻はカフェインより依存しないの?

この答えは、「その通りかもしれない」という事になります。

よく比べられるたばことの比較ですが、大麻はたばこより依存性は低いと言われています。

その理由の1つとして「たばこは身近にあり、望めばすぐに手に入る」という点が大きいという学者さんもいます。

その観点からカフェインと大麻を比較するとカフェインはあらゆる飲み物や薬などに使われていて非常に身近なものですから、「そうなのだろう」と納得できる部分が多分にあります。

大麻がたばこやカフェインと同様の範囲で使われた場合にどうなるかは現状知る手段を見つけられませんでしたが、興味のいくところです・・・。

依存より恐ろしいのは大麻の性質

大麻は依存性が低いのは現状では認めざるを得ない事だとしました。

ただ一方で、依存には人の快感や快楽が関係することも説明しました。

この両方の観点から「大麻も依存する可能性は多分にある」ということが分かって頂けるのではないかと思います。

しかし、依存性は反復による長期でのことですが、この前にさらに恐ろしい性質が大麻にはあります。

大麻は無害ではない!

よく・・・

「大麻をやってて死んだ人はいない!」

「大麻は無害で安全なもの」

という内容のものを目にします。

しかし断言します。

断じてそんな事はありません!

冒頭あたりで紹介したモルヒネやへロインには医療用の調剤が存在します。

しかし、これを鎮痛薬として処方された事がありますか?

ないですよね!

モルヒネやヘロインで鎮痛する場合、その副作用として重度の倦怠感や意識混濁が起こるからです。

大麻も分類では同類であり多量蓄積ではこれに似た症状がでます。

麻薬と呼ばれるものは総じて害はあるんです。

大麻をやると攻撃性が増す

大麻に含まれる成分の中にはTHCという物質が含まれています。

このTHCは正式名称「テトラヒドロカンナビノール」と呼ばれるもので、精神症状の原因成分とされています。

この成分の性質の1つとして「人のもつ攻撃性が増す」というものがあります。

ずっと温和で優しかった人が日に日に喧嘩っ早くなっていったり、激しい言葉を使うようになったりと、まるで人格が変わったようになる事が知られています。

この作用は実験用ラット(ねずみ)でも確証されている事です。

まとめ

率直にいうと、大麻が安全なものという認識は間違いです。

依存しないというのも間違いです。

人は快楽や快感を繰り返し覚えた行為には依存します。

大麻で快感や快楽を繰り返し得たなら依存しますし、それが身近で手に入る環境にあれば、たばこにも劣らない依存性を発揮するかもしれません。

最後に述べた攻撃性も考えた時、その害は個人のそれには収まらないでしょう・・・。

最後になりますが、よく言われる海外の医療用認可の話は、決して安全だからという前向きな決定ではなく、「海外マフィアの所有する畑で取れた闇大麻が高額で取引され資金源となっている」という事への苦肉の策という後ろ向きな考えから認可されたものです。

今ネットで飛び交っている大麻の情報を都合よく選別するのではなく、しっかりと学会報告書や医薬品製造企業のデータ、そして国の機関のデータも参照していただければと思います。

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