選挙に初めて行く人のために。「選挙の選びかた」 – わかぶろぐ

選挙に初めて行く人のために。「選挙の選びかた」

こんにちは「わか」です。

そろそろ参議院選挙の投票ですね!

今回の選挙は参議院議員の総人数の半分を決める選挙となります。

ここでは、「今回が初めて」の方や「政党なんて分からないし詳しく分からないから行きずらい」という方のために、候補者や政党の中からどう選べばいいかとか、どう考えていけばいいかという事と、さらによく聞く「マニフェスト」と言われる「公約」の注意点を記載していきます。

、、、ということで、ここでは以下の表題に沿って進めていきます。

1.選挙って? をすごく簡単に解説
2.選挙は詳しい人のためのものじゃない!
3.候補者や政党の選び方

 

では、さっそく参りましょう!

1.選挙って? をすごく簡単に解説

では選挙をすごく簡単に解説します!

選挙とは・・・

「小中学校でやった生徒会やクラスの係員を決める為にやった事と同じこと」

です。

とくに生徒会の生徒会長は候補者が1人であっても5人であっても、どこも生徒全体の票を集めて候補者の中で一番多くの票を集めた1人が当選した事でしょう。

これが選挙です。

各候補者が自分が学校のために良い効果を生むためにどうしたら良いかをみんなに主張し、そのためにはどういう順序で何を具体的にみんなでやれば良いかを主張する。

投票者はそれらの主張を聞いて、実際にそうなったら自分や周囲は良くなるのか?、、学校は過ごしやすくなるのか?、、先生たちはこの人の主張に対応してくれるのか?、、などなどを、いろんな人から情報を聞いて、自分で調べて、「この人なら言ってる事を実現できるかも!」という人に投票する。

これが「選挙で投票する」という事です。

この生徒会長と投票した自分の行為が選挙となります。

 

2.選挙は詳しい人のためのものじゃない!

「こいつバカなの?」って声が聞こえてきそうですが、、、実際にニュースなんかのインタビューを観ているとよくある答えが・・・

「自分はまだ政治とか詳しくないので選挙は今回はいきません!」

という感じのこと。

言わせてください!

「選挙は詳しい人が行くもんじゃない!」

国民は「成人は自分達の代表者を選出できる権利がある!」んです。

この国は大人も子供も合わせて1億人を超える人が生活しています。

その人たちが全員で集まって、ああしたい!こうしたい!と言い合ったっていつまで経っても何も決まらないでしょう・・。

そこで小さな単位で代表者を選んで小さな枠ごとの意見を出し合って、その枠ごとに合った政策を行えるように意見を代表して訴えるのが議員となります。

ならば、その枠の中で生活する大人は全員が、別に政治に詳しくなくとも「こうしたら良いんじゃないか?」という権利はちゃんとあるのです。

まあ、意見が通るかどうかはその代表者の裁量や多数決に委ねられるのですが、、、。

もし、詳しくないからとか、知らないからとか、どうせ何にも変わらないとか、そんな理由をつけて選挙から遠ざかると、「ずる賢い方法を勉強して、自分達だけが得をして、他の住人にその手間や金を出させようとする連中」の思い通りの人が選出され自分が住み辛くなっていく事もあり得てしまうんです。

それを止めるためには「国民の意見として国に伝える代表者」である議員を決める選挙で自分が信じられるに人が当選できるように投票することが大切なのです。

なにか「詳しくないのにいくの?」とか「知らないならやめときなよ」とか冷やかされたら・・・

「自分は日本国民だから!」

と言えば、政治や憲法に詳しい人ほど、何も言い返すことはできないし、それでまだ何か言ってくる人がいたら、その人こそ何も詳しくない人だという事です。

会場に行けば係員に問えば案内や誘導してくれますし、記入方法は会場のいろんなところに掲示してあります。

自信を持って自分の思い通りに自分の意思によって投票しちゃってください!

 

3.候補者や政党の選びかた

さて、最後の3つめの表題で一番大事なところがやってまいりました。

「どうやって選んだら良いの?」

これについて触れていきましょう。

政見放送でいろんな党の考えを!

よくあるのが、例えば自民党なら自民党推薦の候補者の話を聞いて他の政党の主張はほとんど聞かないとか、消費税減税幅だけみて他は見ないとか、すごく狭い範囲だけで投票する候補者や政党を選んでる人がいます。

それはそれで1人の国民の判断だから何も批判することはありません。

でも、、、もったいないんです!(´;Д;`)

もし消費税減税で選んだ政党が選ばれたとしても減税の意見を通せなかったらどうですか?

「こいつ嘘つきやがったー!」

ってなったりしませんか?

これだとロト6で一枚だけ買って勝負してるのと一緒です!

自分がこうして欲しい!という事をいくつか想像して、ロト6で何枚か選ぶようにいくつかの構想を持つ人を探すんです。

その為にはまず候補者を推薦する政党の主張を知るのが一番!

その為にテレビや今の時代ならYouTubeで「政見放送」というものをやってます。

各政党のトップが時間を均等に自分達の党のアピールをしている番組です。

まず詳しく知りたいなら、この政見放送を見るのが良いと思います。

 

他人に自分が良いと思う政党の事を聞くときは「推し政党」以外を推す人に聞いてみる

これが意外と重要です。

例えば自分が自民党を「推し」と思ったなら、自民党について「自民党推し」の人から話を聞くのではなく、立憲民主党や共産党を推す人からも話を聞くのです。

自民党を推す人からばっかり話を聞いても、それは「良いこと」の情報を集めているだけです。

都合の良いことばっかり手厚くやろうとすれば、どこかが手薄になります。

どの分野も手厚くやることは経験上どの政権もなかったです。

自民党推しでない人に聞けば、自民党の悪口ばっかりが出てくるでしょう。

その悪口が真実かどうかを調べて真実なら、その情報と自民党の主張を比べて、それでも自分から見て自民党が良いと思えば、自民党推薦の候補で、しかも自分達の地域を良くしてくれそうで、そして具体策までしっかりと主張する人に投票すれば良いのです。

 

マニフェストで注意するところ

では、ここで各政党や候補者が主張するマニフェストで注意するところを紹介します。

代替財源を示さない消費税減税

これは今マスコミも含め非常にひどい主張です。

現在、企業が納める法人税も社員の給料に還元するように減税状態になっています。

全体の税収が減っている中で、どこから税収を補填するかも言わず「もともと増税する必要はなかった」とか「コロナ禍だから減税しないと厳しい」とするのは乱暴な主張です。

代替財源を示さなくても、具体的に補填する案があってそれを説明するなら、そこの主張はしっかり判断できますが、ただ「減税します!」というだけの主張は、基本的に当選後には何もしてくれないか、おかしな財源補填案が出てきて頓挫すると考えた方が良いと思います。

一つの事に執着する内容のマニフェスト

これは主に政党のマニフェストです。

候補者個人はむしろ一つの事に集中する候補者の方が信頼できるかもしれません。

政党は国で起こること全体に対して法案を整備していく必要があります。

議員個人はそれに専門の知識をもって意見し、賛否を判断していく事になります。

特に参議院議員は衆議院で立案された法案を有識として成り立っているかを判断し衆議院に戻す重要な役割。

政党が一つに執着し、執着している以外の分野の法案を良い加減に気分で賛否判断されてはたまりません。

政党のマニフェストはいかに広く具体策を示しているかが重要です。

演説で他の候補の悪口を言う議員は要注意!

さて注意項目で最後の注意事項です。

演説で他の候補者の悪口ばっかり、他の政党の失敗ばっかりを言う候補者は、筆者からするとまったくダメです!

当選してもろくな議員にならないです!

ひどい時は「政治と金の問題」や「不倫問題」なんかで見事に裏切ってくれます。

自分に確固たる政治信念がないから自分の主張ではなく、他の足を引っ張るのです。

自分に信念があれば「自分はこうするので、なんとか当選させて結果を出させてください!」と主張しませんか?

自分に信念があるのに「あの人はこうしてミスばっかりしてます!自分を当選させてくれたらあの人のミスはなくなります!」なんて主張はしませんよね?

、、、まあ、、そう言う事です。

 

まとめ

さて、ここまで長々と言いたい放題言ってきましたが、簡単にまとめると・・・

「とにかく選挙に行って投票した方がいいよ!」

ということです。

当選後に言ってたことが実際には全くやらない、、とか、全く反対のことをやる、、とかも実際にはあったりします。

最近は特に「マニフェスト」は票集めのための飾りなのか?と言いたくなる政党もあります。

まあ、それに騙されるのも経験です。

大丈夫!自分が騙されても多くの先輩有権者はそれを見抜いてけっこうしっかりと選んでくれます。

「手っ取り早いお得感」はたいてい罠だと思って、そういう部分は他人の賛否を多く判断して聞いてください。

とにかく投票することから始めましょう!

では、今回はここまで!

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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