「#JK炎上」のデマに踊らされたツイッター民・・しかし、実はデマというのも・・。
ネットの品位を大きく落とす出来事
昨日、非常に残念な事がありました。
ツイッターをやっている人ならもうご存知ですよね!
「#JK炎上」
というトレンドワードです。
私も1つツイートしてしまい、非常に反省してます。
この炎上ワードの炎上(ややこしい・・。)は実は仕組まれた事だったという事が昨晩に多くに伝えられ、やっと深夜に収束したようです。
#JK炎上騒動の経緯
さて、事の経緯からおさらいしていきましょう。
午前中にトレンドに
私が確認したのはお昼の番組「ヒルナンデス」の企画についてつぶやこうとした時でした。
何気なくトレンドに目をやると「#JK炎上」というワードが一番上に!
何気なくハッシュタグを追っていくと・・・
このようなツイートが並んでいました。(この画像は今朝撮ったスクショです。この部分以外は女子高生の写真が絡むため控えます。)
この時点で女子高生のアカウントは削除されていた事から、午前中の早い時期に燃え上がっていたのだと推測します。
内容は女子高生が以前に紹介したツイートの・・
「#JK炎上」で遷移した先のツイートの内容を見ると、「炎上しているはず」の彼女のツイートではなく、そのツイートにコメントした内容についての批判ばかりでした。
それが先に紹介した画像のような内容です。
ちなみに女子高生がツイートした内容は以下のようなものです。
「よく頑張ったね!」と言いたくなるような素晴らしい内容のものですね!
炎上した原因は「5ちゃんねるでのデマ」
今回の炎上騒ぎでの批判ツイートは自由コメントで問題となった「2ちゃんねる」の後継として知られる「5ちゃんねる」に書き込みされたコメントに誘導されたものだったようです。
この5ちゃんねるの書き込みを見てブログ発信した人がいて、そのブログと連動して広告したツイートに反応した人がリツイート・・それが一気に拡散して大騒ぎに発展したという事のようです。
5ちゃんねるの書き込み自体はどう検索しても引っかかってこないため、ここではツイッター民が拡散発端者を説得している画像を・・・。
このように拡散当初から説得が続いていましたが、拡散者が「バズ」の快感から削除を拒んだためにさらなる拡散を許してしまったとのことです。
女子高生のアカウント削除はyahoo!知恵袋が原因
女子高生の削除が信ぴょう性を高めた!
多くの拡散の決定打となったのは、実は「思い込み」などの最近よくある問題行為ではなく、「女子高生がアカウントを削除したこと」にあります。
炎上した→誹ぼう中傷が増えた→怖くなって削除せざるを得なくなった
このように受け取る人が多く出てきたことで、「炎上」の信ぴょう性を高めていったのです。
削除の本当の理由は女子高生の高校を調べる人が現れたから
ここで大きな拡散の原因となった女子高生がアカウントを削除した理由について触れておきます。
その理由の前に以下の画像をご覧下さい。
このように、彼女の高校を画像の制服から特定しようという動きが出てきたからと言われています。
まあ、それ以前におそらく・・彼女のツイッターアカウントにいきなり「いいね」と「リツイート」が増えて恐怖を感じていて、そこで周囲に話したら以上のような捜索活動が行われていることを知って削除した・・というのが本当のところではないかと推測しますが・・・。
なんにしろ、1人の女子高生が拡散と捜索によってツイッターという、彼女にとって心の捌け口から追放される事になったのです。
多くの人が鎮静化を図りツイート
昨日14:00あたりから「#JK炎上」というトレンドはデマトレンドだというツイートが出始めました。
その声が少しずつ広がり「#JK炎上 デマ」としてトレンドに表示されるようになると次第に事態は収束に向かいました。
私も整合性が取れてからは、自分もツイートで荒らしてしまった自戒から収束に努めましたが、以下のように私の弱小アカウントでは意味は無く・・・でしたが。
デマという言葉を取りちがえる人も・・・。
当初、鎮静化を図った方々が使った「デマ」という言葉は、先に書きましたように・・・
という意味合いのものでしたが、ツイートを確認する人たちの一部か半分かは予想もつきませんが多くの人が・・・
と判断しさらにツイートが白熱。
収束が遅れて、実際にはさらに炎上することになってしまいました。
デマであってデマじゃない!
厳密にいうとデマだ!と鎮静化しようとした人も、デマじゃない!と炎上に手助けした人も、特に間違ってはいなかったというのが本当のところではないでしょうか?
実際に彼女のアカウントに「いいね」や「リツイート」は爆発的に増えており誹謗中傷もありました。
そのツイートの拡散者が炎上した時に派生して炎上したことも間違いありません。
デマじゃない!と思ったことも間違いではなかったでしょう。
そして、デマだ!と鎮静化しようとした人も、言葉足らずではありましたが間違ってはいません。
今回のことは「デマであってデマじゃない」ことだったのです。
タイミングが炎上を加速させた!
今回のことを考える時、「タイミングが炎上を加速させたんだなぁ・・。」と思ってしまいます。
女子高生が捜索活動に気付きアカウントを削除したタイミング・・・。
女子高生のツイートを確認しようとした人が彼女のアカウントを訪問したタイミング・・・。
アカウントを削除したという内容のツイートを確認した人が殺到したタイミング・・・。
今回のことはこれらがキレイに重ならなければ起きなかったでしょう。
女子高生にとっては本当に「なんて日だ!」な日になってしまいました。
まとめ
なんだかんだで収束に至り安心する部分もありますが、今回のことで罪もない女子高生が一度ツイッターから追放される事態になりました。
心無い嫉妬や羨みを軽い気持ちで書き込む人。
知ったかぶりでありもしないことを語り注目を浴びようとする人。
同じネットで活動する者として、これらの存在があることを恥ずかしく思います。
私のようなブロガーにも、そういった考えの人がいる事も否定できません。
今回は私も絡んでしまった自戒から、彼女がもし戻った時に、もしこのブログを訪れた時に「ネット環境良くなってる!」と思えるように微力ながら活動し、自身も精進していきたいと思います。
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