【花粉症】花粉症の人が運転時に気をつけるべき行動。クシャミの我慢も危険です!
花粉症の人が事故に関わる注意行動・・クシャミ
こんにちは!
最近、暖かくなったり寒くなったりで花粉の量も日毎に大きく変化しています。
「昨日はよかったのに今日はとんでもなく目がかゆくてクシャミも止まらない!」
なんて事が頻繁におきてます。
例えばクシャミ・・・。
鼻がムズムズしてきたらクシャミが出るまで後もう少し!
家の中での事ならティッシュを構えて、「は〜・・は〜・・はっくしゅん!」とすれば大丈夫!
でも外ではそれが大丈夫じゃない事に繋がりかねない行動になってしまうかもしれません。
そんなお話を1つ・・・。
運転中のクシャミや目のかゆみは命取り
さて、ここで取り上げるのは「運転中のクシャミ・目のかゆみ」です。
これは皆さんもテレビで多く報道されているのでご存知かと思います。
内容としては以下のようになってます。
- クシャミをした拍子に視界が下を向き前方を確認できずに反対車線に飛び出し衝突。
- クシャミをした拍子に視界が下を向き前方を確認できずに歩行者に衝突。
- クシャミをした瞬間に信号が変わっていて信号無視により事故、または違反取締。
- 目のかゆみが止まらず擦っている時に前方の車に追突。
- 涙目になり歩行者に気付かずはねる。
ごく一部の多い方からの事例ですが、現在あげ始めたらキリがないくらいに出てきます。
これらの原因は一律に「花粉症」という事が上げられます。
そして事故を起こした運転者もこの事は重々に理解していて、事故の後ほとんどの人がこう言っているという事です。
「?・・止まればいいじゃん!」と思った方はいらっしゃいますか?
そうです!
その事が大事なんです!
「ながらスマホ」と同じく、この事故の原因は「ながら花粉症」なのです・・・。
死亡事故での裁判官のコメント
ある裁判で裁判官がこうコメントしたという記録があります。
満田智彦裁判官は、被告が花粉症による目のかゆみやくしゃみなどの症状が激しくなった際、容易に駐車できる場所もあったのに運転を続けたと指摘。「事前に花粉症対策の薬を服用していたとしても、症状が出てしまった以上、速やかに運転を中止しなければならず、過失は軽いとはいえない」と述べた。
引用元:産経新聞社
薬を飲んで運転したからと言っても、症状が出てしまったらそれは対処にはならないという事ですね!
薬を飲んで症状が治ったことを確認して、運転時間の間に症状が出そうなら事前に再度服用する事も大切です。
クシャミは我慢しない事!クシャミの我慢は非常に危険!
さて、先ほど運転中のクシャミは非常に危険だと言いましたが・・・。
そうすると・・・。
「クシャミが出そうになったら我慢すれば大丈夫なんでしょ!」
そう考える人もいるかと思います。
ですが、その方法も非常に危険だとの情報があります。
それが以下のような事です・・・。
紳士の国・英国では、くしゃみを抑えようとしたあまり、のどが破裂し、声が出なくなってしまった男性がいる…。
英国の医学誌『BMJ』に今月15日に掲載された症例報告によると、34歳の英国人男性は、大きな音を立てないよう、片手で鼻をつまみ、もう片方の手では口が開かないようアゴを押さえたままの状態でくしゃみした。
その瞬間、咽頭部に異常を感じた男性は、首が腫れ上がって、唾を飲み込もうとするとひどい痛みがあることに気づいた。家族に窮状を訴えようとしたが、声も出ない。
引用元:ハザードラボ
これは気管と食道の分かれ目の壁が破れて皮下組織に空気が漏れた事が原因のようです。
どうやら肺気腫と同様の症状らしく、他の重篤な合併症(脳動脈瘤破裂など)の原因にもなりうるという事です。
これは滅多に起こる事はないという事ですが、我慢していて口の中で収めようとすると耳の手前のところで「ミチミチッ」とかの嫌な音が聞こえてきた経験があるかと思います。
その時はこの事例に近い状態だと判断してくださると分かりやすいかと思います。
以上のように、クシャミを我慢することも場合とタイミングによっては重篤な状態になってしまう可能性があります。
それに我慢している最中は「我慢する事に集中している」ので運転が2番目の行為になって別の事故を呼び込んでしまいます。
これらの事から、無理に我慢するのは避けていただくことをお勧めします。
運転中に花粉症の症状が現れたら
さて、薬を飲んでも症状が運転中に現れ、クシャミは我慢するなと言う・・・。
では、運転中に症状が現れクシャミが出そうになったらどうすれば良いのでしょうか?
それは・・・。
「即座に駐車できるところに車を止め、再度薬を飲んで症状が収まるのを待つ!」
と言うことに尽きるのだと思います。
近くに「かかりつけ医」があるのならそこまで行って対処してもらうのも良いと思います。
ですが、事故を起こした時のあなたの受ける社会的制裁と被害者の事を考えると、どちらか早く事に移れるほうを選択するのが無難な事だと思います。
皆さんに大切なのでこれだけはもう一度・・・
- 花粉症の症状が出たら運転しない!
- クシャミは我慢しない!
- 即座に運転を中断する勇気を!
以上の事に気をつけて皆さんがご無事である事をお祈りします!
では、皆さんご健康で!
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