【新型コロナ】総理大臣が変わってコロナ対策は変わる? – わかぶろぐ

【新型コロナ】総理大臣が変わってコロナ対策は変わる?

新型コロナ問題

こんにちは。

もうすぐ自民党総裁選があります。

自民党の総裁が変わるということは政権のトップが変わるということなので、総理大臣が交代するという事になります。

ご存知でしょうが、変わるという事を決定してるのは、現総理の菅さんが今回の総裁選を辞退したからですね。

では、総理が変わることが決定している事で、今の最大の問題であるコロナ対策は変わるのでしょうか?

その事について考えていきたいと思います。

 

現在のコロナ対策の考え方

 

現在のコロナ対策の考え方は大きく以下のようになってます。

1.街中の人流が減れば自ずと感染者数は減る。

2.マスクをすれば感染確率は大幅に減る。

3.ワクチン接種が国民の7割に広がれば感染が多少広がっても死者数と重傷者数は激減できる。

4.集団での酒の席を減らせることができれば感染者数を減らすことができる。

今の政府はこのような事を対策の柱にしています。

事実、緊急事態宣言でワクチン以外の柱の自粛を強化するだけで何度も大きく突き出たピークを大幅に減らすことに成功しています。

世論ではかなりの賛否が出ている政府の対策ですが、「お願いベース」の対策強化でも一定の効果は確認できる結果になっているようです。

 

政府の対策は分科会の論議を参照

 

先にあげた政府の対策は、実際は分科会の論議結果を参照に決定しています。

分科会は新型コロナウィルス感染症対策分科会と言って、経済専門家や感染症専門家や医療専門家などいくつかの分野の代表者が集まって総合的に考えて一つの方針を政府に提言するために作られた組織になります。

例えば、よく問題視される「酒が提供される飲食店の時短営業」などの対策は内閣や厚労省の意向ではなく分科会の発案による部分が多いのです。

しかしながら、昨年末あたりからのコロナ対策ではニュースでもよく映し出されていたように政府発表と分科会発表が全く真逆だったり、政府発表の後にすぐ分科会が見解の違いを発表したりと、政府と分科会がチグハグになっていた印象も強くありましたが・・・。

ともあれ、政府は分科会の検討結果を参照しながら対策の方針を決め、分科会は各所で希望や意見を募り政府に進言するシステムが基本となっているのです。

 

総理大臣が変わっても対策は変わらない

 

以上のように、政府は分科会の進言によってコロナ対策の政策を決定していきますから、基本的な対策の考え方は分科会の各員の考えが変わらない限りは大きく方向が変わることはないでしょう。

今年ずっと政府が期待してきたワクチンも期待ほどには劇的効果は出てきてはいません。

当初はワクチンが収束に誘うような内容で「切り札」とメディアが報じていたように政府も期待の言葉を発していましたが、

・ワクチン接種後から抗体消失の期間が予想や予測より短い

・ワクチン接種後の接種者のウィルス保有期間が感染有効期までかかってしまう

・ワクチン接種者の症状軽減化で無症状ウィルス保有者が増え感染源が家庭へと家庭へと移行したこと

などの発覚で対策なしでの経済回復は難しくなってきています。

実際にアメリカやイタリアなど早々にワクチン接種が進み勢い付いてノーマスクを推奨し経済回復を目論んだ都市は現在ロックダウンとマスク着用の強制まで逆戻りしている都市も出てきてしまっています。

飲食店は関係ないと言っていたアメリカも飲食店を期間休業にするなど、完全に昨年に戻ってしまってる事も分科会は懸念しています。

こうして考えると、政府と分科会でも文科省と経済専門家は緩和を訴えるでしょうが、他分野は簡単には緩和を進言することは難しいのではないでしょうか?

これら海外の動きを考えてみても、内閣の面々が変わったとしてもそう簡単には思い切った方向転換は難しいでしょう。

 

現政府は緩和の種は蒔いてはいる

 

ただ菅総理の発表によると、近い将来に大きく緩和に動くその種は蒔いています。

まずは医療体制の基準の見直しを発表しました。

その後に感染症評価の下方修正でのインフルエンザと同等扱いへの移行検討で経済活動の活性化。

インフルエンザと同等にする事で近所のクリニックを利用できる事での医療体制の再整備など、今の集中型の感染対策を多方に分散する事で経済と医療の負担を軽減しながら徐々に人流を通常に戻そうとしているのです。

これが成功すれば来年中には国内は景気が上昇傾向に完全にシフトできそうにも感じます。

 

怖いのは「変異」

 

景気が回復するのは結構!

人流が戻って経済活性するのも大いに結構!

しかしこの政策で一番怖いのは「変異」というものです。

現在の半感染爆発の状況になった理由で専門家がしきりに強調するのは「変異株のせいで・・」というものです。

世間も政府も必死で期待しているワクチンですが、先に述べたように目的としては症状の軽減であって体外バリアを張るものではありません。

通常どおりウィルスが一度体内に入ってその中で結合するのを阻害しながらその間に予め作った抗体で免疫がウィルスを消すのを待つものです。

ワクチンのおかげで無症状になった人が感染に気付かず出かけた場合、周囲の人がワクチンを接種していようと一度は周囲の人の体内に入り、次の人にまた移す可能性は大いにあります。

その時に移すウィルスは、一度ワクチンの効果で起こる現象を遺伝子的に体験したウィルスとして次に感染します。

ウィルスの遺伝子がワクチン接種の結果を体験入学して世に出ていくのです。

ウィルスの変異は遺伝子のバグによってのものですが、根拠のあるバグによる変異だとするなら体験入学は大きな参照事例となります。

それを参照に次に次にと変異実験を繰り返しているとしたら、現在のワクチンに対応した変異種に変化する事も大いに可能性としてあります。

そうなればワクチンは全員意味を為さずにまた昨年に逆戻りという事になりかねません。

ワクチン接種した後の人の間の感染拡大は非常に恐ろしい事なのです。

 

最後に

 

とはいえ、分科会の尾身会長はワクチン接種後の対策の必要性について声をあげていますから、よほど政府が揃いに揃って焦っておかしな団結を発揮しない限りは昨年に逆戻りなんて事にはならないでしょう。

政府も当面はお願いし続けるでしょうが、ここまで読んでくださった皆さまにはTwitterなどで言われるような「不織布でないと効果ない」とは言いません。

どんなマスクでも良いですからマスクはできるだけ、まだ暫くは着用していただきたいと切望いたします。

ワクチンの効かない種の変異が出てこないように・・・。

 

最後まで目を通していただきありがとうございました。

次も見ていただけると幸いです。

 

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